2015年10月7日水曜日

可逆とは限らず、変化によってそれ自身が変化してしまうという変化、作用を表す数学的概念を圏といいます。
対象(点)と射 (矢印),そして合成(矢印をつなぐ操作)からなります。
• 対象:X,Y,Z,···
• 射:f , g , h, · · · ; f : X → Y のように始点と終点に対象を持つ
• 合成:f : X → Y , g : Y → Z に対し,g ◦ f : X → Z を定める
これらが,結合律(h◦g)◦f =h◦(g◦f)を満たし,恒等射f◦id =id ◦f=fを持つとき、圏といいます。
 直観的には結合単位的な演算規則が入ったグラフが圏ということになります。

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